高血圧について
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高血圧症とは

高血圧症というのは西洋医学では現在、血圧の正常値は最高血圧130㎜Hg、最低血圧85㎜Hg以下ですが、高い血圧が持続すると、心筋梗塞、脳卒中、腎臓病など心臓や血管の病気の発生の頻度が
増加してきます。現在では最高血圧が140、最低血圧90㎜Hg以上を高血圧と決められています。

血圧を下げるには?

①体重を減らす
②塩分をへらす
③タバコ、アルコールを控える
生活習慣を改善を積極的に実行する必要もありますが、西洋医学では、新薬による薬物療法がおこなわれます。重症の場合(最高血圧160以上、最低血圧100㎜Hg以上)や喫煙する人や、糖尿病、高コレステロール血症などの心臓血管の病気の発生する危険因子のかたは積極的に投与されているのが現状です。

西洋医学での高血圧の薬


高血圧の治療目標は最高血圧140、最低血圧が90㎜Hg未満とされますが、腎臓病や糖尿病がある場合は、より厳しい値が目標とされています。若い方や糖尿病の方は、最高血圧130、最低血圧85㎜Hg未満が目標とされます。普通、医師から投与されている薬を自己判断で勝手に中止すると、血圧が上がる場合が多く、医師の指示通りに服用する必要があります。西洋薬では、大きく7種類に分類できます。
①利尿薬
腎臓にはたらき、尿量を増やし、余分な水分や塩分を体から出して血圧を下げます。血糖や尿酸を上昇させるため糖尿病や痛風になりやすい体質の人には向きません。
②カルシウム拮抗薬
血管を拡張させて血圧を下げます。
③アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
血圧を上げるホルモンの一種であるアンジオテンシンⅡの合成を
 おさえて血圧を下げます。
④アンジオテンシン
受容体拮抗薬
アンジオテンシンⅡの作用をおさえて血圧を下げます。
⑤β遮断薬
交感神経のβ受容体のはたらきをおさえ、血圧を下げます。
⑥α遮断薬
交感神経のα受容体のはたらきをおさえ、血圧を下げます。
⑦その他
血圧を上げるホルモンの一種であるアンジオテンシンⅡの合成を
 おさえて血圧を下げます。

高血圧と漢方について

体質と生活習慣を根本的に改善


漢方では不快な症状を取り除くことにより、血圧も下がってきます。高血圧症は、原因によって、腎臓や副腎などの病気から起こってくる二次性高血圧と、そのような
原因のない本態性高血圧とに大きく分類されます。漢方薬は、降圧剤でも昇圧剤でもありませんから、服用してすぐの効果は期待できませんが、長期に服用することにより、体質が改善されて、血圧が低下してきます。漢方治療がより適するのは本態性高血圧のほうで、漢方治療は中等症ないし軽度の高血圧に適するとひろく言われています。
すゑひろ廣漢堂薬局の漢方では時と場合にもよりますがほとんどの場合、直接的に血圧を下げることを全ての目標とするのではなく、血圧になりやすくなった体質と生活習慣を根本的に改善することにより、その結果、血圧が安定の方向に向かうよう考えて処方をお出しするという方法をとっています。

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